魅力あふれる野鳥

さいたまの春2017

オオタカの狩り

<%オオタカ,Northern Goshawk,Masked Booby%>

三月初めの夕暮れ前の時刻、たまに訪れるビオトープの上空を30羽程のハトの群れがいつになく慌てふためいた様子で飛び回っていました。急いで群れが飛び去った方向に様子見に行ってみると、広い田んぼの中ほどにハトより大きめの野鳥が一羽降り立っています。田んぼに近づいてみるとそれはオオタカ(英名;Northern Goshawk、体長 ♂47-52p、♀53-59p)でした。体の上面が濃い青灰色で光彩が橙色に見えるところから雄と思われます。
どうやら先ほどのハトの群れの中から一羽を狩って抑え込んでいるようです。

 

<%オオタカ,Northern Goshawk,Masked Booby%>
一羽のハトが仲間と勘違いしたのかオオタカのすぐそばに舞い降りてきましたが、すぐにオオタカと気が付き大慌てで逃げ出していきました。

 

<%オオタカ,Northern Goshawk,Masked Booby%>
オオタカの獲物を狙ってカラスが近づいてくるとものすごい形相と大きな鳴き声でカラスを威嚇します。オオタカの怖さを知っているのかカラスたちはその後は遠巻きに様子を見ているだけでした。

 


邪魔が入らなくなるとオオタカは夢中になって食べ始めました。こちらも田んぼの中を数歩ずつよく見える位置に移動しながらシャッターを切ります。

 

<%オオタカ,Northern Goshawk,Masked Booby%>
オオタカが食べている近くのあぜ道を犬を連れて散歩する人が通りかかっても一向に気にかける様子はありません。

 


オオタカが食べ始めて30分ほどが過ぎました。よく見るととオオタカのお腹(砂のう)がとても大きく膨らんできています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さすがにお腹がいっぱいになったのか夕暮れが近づいてきたためなのか、食べるのをやめて食べかけの獲物を片方の足で掴みました。

 

<%オオタカ,Northern Goshawk,Masked Booby%>
やおら飛び上がってねぐらのある森のほうに去って行きました。

 

 

つぼみの膨らんだ桜にやってきたコゲラ

<%コゲラ,Japnese Pygmy Woodpecker,Masked Booby%>
3月下旬、つぼみが大きく膨らんだ桜の木の間をコゲラ(英名;Japanese Pygmy Woodpecker、体長 15p)が忙しく飛び回って採餌しています。桃色に色づいたつぼみのそばにやって来るところを狙ってパチリ。

 


コゲラが何を食べているのかはっきりはわかりませんが、孵化直前の虫の卵か孵化したばかりの小さな虫ではないかと思います。

 

<%コゲラ,Japnese Pygmy Woodpecker,Masked Booby%>
後頭部に何枚かの赤い羽をつけているこちらはオスです。キツツキ類のオスはみな頭頂部が赤くなっていますがコゲラのオスの赤い部分は見えないこともあるくらい小さく控えめです。

 


それでもこの日見かけたオスのコゲラは頭部の赤い羽がよく目立っていました。恋の季節が近いためでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


恋の行方は?

<%カワセミ,Common Kingfisher,Masked Booby%>

3月下旬から4月、あちこちでカワセミたちが恋の季節を迎えています。
(ケース1)上の写真は二羽のオスに迫られて悩む風情のメスのカワセミです。

 

<%カワセミ,Common Kingfisher,Masked Booby%>
こちらはそのメスをめぐって争う二羽のオスです。

 

<%カワセミ,Common Kingfisher,Masked Booby%>
オス二羽が並んで相手をけん制し合っています。

 


お目当てのメス(真ん中)を挟んで二羽のオスはどちらも一歩も譲りません。話し合い?の結末はどうなったことでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ケース2)
<%カワセミ,Common Kingfisher,Masked Booby%>
こちらは昨年の枯れ枝が残る蓮池で右側のメスに猛烈アピールの接近を試みるオスのカワセミです。

 

<%カワセミ,Common Kingfisher,Masked Booby%>
想いが通じて左側のメスに愛の印のエサの小魚を受け取ってもらうところのオス(右側)です。

 

 

メスがオスのプレゼントの魚を受け取ってこれでめでたくカップル成立です。うまく子育てができるとよいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花に囲まれご機嫌のヒヨドリ

<%ヒヨドリ,Brpwn-eared Bulbul,Masked Booby%>
甘党のヒヨドリは蜜をたくさん食べられる春が大好きです。満開の梅林はヒヨドリにとっては桃源郷ですね。

 


たくさんの花を付けた梅の小枝に止まって慎重に花の中にくちばしを入れるヒヨドリ。

 

<%ヒヨドリ,Brpwn-eared Bulbul,Masked Booby%>
たくさん咲いていた花も2週間のするとすっかり少なくなります。枝の先端の食べごろの花を食べるのはなかなか大変のようです。

 

<%ヒヨドリ,Brpwn-eared Bulbul,Masked Booby%>
梅の花に続いて次は桜が咲き始めます。

 


満開の桜の蜜を堪能したヒヨドリ、嘴が花粉で黄色になっています。

 

<%ヒヨドリ,Brpwn-eared Bulbul,Masked Booby%>
お腹が一杯になると今度は水浴びです。「ああ、気持ちよかった!」

 


春の草地で目立つオスのキジ

<%キジ,Common Pheasant,Masked Booby%>

春になると河川敷の草地や畑の中でテリトリーを見回るオスのキジ(英名;Common Pheasant、体長♂81p〜♀58p)を目にします。

 


普段は用心深く草むらに隠れて暮らしているキジですが、恋の季節の今頃はほかのオスに自分のテリトリーをアピールするため盛んに「ケン、ケーン」と鳴きながらほろ打ちします。

 

<%キジ,Common Pheasant,Masked Booby%>
時には大胆に散策路のすぐそばまで出てきてテリトリーを主張します。こんな時は絶好のシャッターチャンスです。

 


草の茂みの中でじっと立ち止まってあたりの様子を伺っているキジにピントを合わせて、・・・ 「パチリ」

 

<%キジ,Common Pheasant,Masked Booby%>
農道の奥にいるキジも、・・・ 「ハイッ、パチリ」(シャッタースピードは1250分の1秒に設定)

 

 

蓮池にやってきたゴイサギの家族

<%ゴイサギ,Black-crowned Night Heron,Masked Booby%>
ゴイサギ(英名;Black-crowned Night Heron、体長 57p)は春になると東南アジア方面から渡ってきて日本でも繁殖します。

 


夜行性の鳥ですがこの日は空腹だったのか日中から盛んにエサを探し回っていました。

 

<%ゴイサギ,Black-crowned Night Heron,Masked Booby%>
獲物のいそうな場所に移動するゴイサギ。

 


ゴイサギは雌雄同色です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アトリのお花見?

<%アトリ,Brambling,Masked Booby%>

沼のほとりの桜の花の中ですっかり夏羽に変わったアトリ(英名;Brambling、体長16p)を見つけました。アトリは冬鳥ですが5月初めごろまでは春先のごちそうを食べて体力をつけてからシベリア方面に渡っていくようです。

 


オスのアトリ、まるでお花見しているようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらはメスのアトリです。

 

<%アトリ,Brambling,Masked Booby%>
アトリたちは花がお目当てではなく桜に付いた小さな虫を食べていました。

 

<%アトリ,Brambling,Masked Booby%>
もう繁殖のお相手が決まっているカップルもいるようです。

 


桜の花びらに囲まれながら水浴びするアトリのカップル。

 

<%アトリ,Brambling,Masked Booby%>
花びらのお風呂は大人気でシメやスズメたちも入れ替わりやってきての混浴です。

 

 

市内の沼に立ち寄ったアメリカヒドリ

<%アメリカヒドリ,American Wigion,Masked Booby%>
今年都内の公園に来ていると聞いていたアメリカヒドリ(英名;American Wigeon、体長48p)のオスが一羽近くの沼にやってきて数日滞在しました。上の写真の真ん中の個体です。一緒に泳いでいるのはヒドリガモのオス(右側)とメスです・

 


よく見られるヒドリガモ(英名;Eurasian Wigeon、体長 49p)はシベリアや北欧で繁殖し、アメリカヒドリはアラスカやカナダなどで繁殖します。少数のアメリカヒドリは日本にも冬鳥としてきているようですが埼玉では珍しいことです。

 

<%アメリカヒドリ,American Wigion,Masked Booby%>
アメリカヒドリの特徴は目のあたりから後頭部にかけて緑色をしていて、嘴の基部から頭頂部にかけて白く見えることです。

 

<%アメリカヒドリ,American Wigion,Masked Booby%>
アメリカヒドリにメスのヒドリガモが一緒に泳ぎながら採餌していました。


コクムドリがやってきた

<%コムクドリ,Chestnut-cheeked Starling,Masked Booby%>

4月半ばごろ近くの川の堤防の桜並木にコムクドリ(英名;Chestnut-cheeked Starling、体長 19p)が集まってきました。花が散って若葉が芽吹き始めたところに発生している小さな虫がお目当てです。

 


ボルネオなどで冬を過ごし、北海道やカラフト方面で繁殖する夏鳥です。頭部の薄いクリーム色の中にくっきりと丸い黒色の目が印象的です。背中の濃い紫色や紺色が目立つのがオスです。

 

<%コムクドリ,Chestnut-cheeked Starling,Masked Booby%>
全体的に灰褐色の薄い色合いで優しい感じのするのがメスです。

 

<%コムクドリ,Chestnut-cheeked Starling,Masked Booby%>
こちらはペアのようです。メスが羽繕いするのをオスが見守っています。

 


こちらのペアはクルミの新芽についている虫を食べに来たところです。背景の黄色は菜の花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヨシキリの鳴き声に夏の予感

<%オオヨシキリ,Oriental Reed Warbler,Masked Booby%>
休耕田の葦原に今年もオオヨシキリ(英名;Oriental Reed Warbler、体長 18p)がやってきました。

 


メスの気を引こうとあちこち飛び回ってアピールするオス(と思われる個体)。オオヨシキリは雌雄同色で識別はむつかしいですが、・・・。

 

<%オオヨシキリ,Oriental Reed Warbler,Masked Booby%>
中でも背の高そうな葦の葉につかまって口を大きく開けて鳴くオオヨシキリ。

 


からし菜の黄色の花の咲く河原に住処を見つけたオオヨシキリ。

 

<%オオヨシキリ,Oriental Reed Warbler,Masked Booby%>
からし菜の花を入れて構図を取りました。

 


アマサギの舞う田んぼ

<%アマサギ,Cattle Egret,Masked Booby%>

田植えをする頃にやってくるシギ・チドリに逢いに行ったところアマサギ(英名;Cattle Egret、体長 50p)と出会いました。

 


一羽が畦道のクローバーの花のそばにやってきました。

 

<%アマサギ,Cattle Egret,Masked Booby%>
急ぎ足で仲間のところに向かうアマサギ。

 


田んぼの上を飛翔するアマサギ。

 

<%アマサギ,Cattle Egret,Masked Booby%>
二羽が重なったところをデジタルテレコンで拡大して撮影しました。

 

 

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