遭遇したオオルリの一団
4月下旬、岡谷市の塩嶺小鳥の森で渡ってきて間もないと思われるオオルリのオスの一団と出会いました。(英名;Blue-and-white Flycatcher、体長16p)日本3名鳥の一つに数えられているオオルリは毎年東南アジアから日本などにやってきて繁殖します。メスはオスよりも少し遅れてやってきて良いテリトリーを確保した強いオスを選んで子供を育てます。残念ながらオオルリのメスにはまだお目にかかれません。他の野鳥と同じようにメスはとても地味な薄茶色の羽色をしているようです。
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オスのオオルリは10羽以上いたようです。高い木の上の方で虫を取ったり、低い枝にとまったり、また地上に下りて昆虫を探したりして辺りは一時オオルリたちで大賑わいでした。
間もなくオスたちは思い思いの場所に縄張りを作りメスの呼び込みをするために高い木の上で美声を発するようになります。そうなるとなかなか写真を撮るのは難しくなってしまいます。
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写真を取っていてもどのオオルリを狙えば良いか迷うほどあちこちを飛び回ってくれました。
お帰りなさい、コサメビタキ
塩嶺小鳥の森ではコサメビタキ(英名;Asian Brown Flycatcher、体長14p)も間近にやってきてくれました。ボルネオなどで冬を過ごしてまた繁殖のために日本に帰ってきてくれたのです。
とても愛らしいコサメビタキの表情をご覧ください。画像右上横の「×印」画像拡大ボタンをクリックするとじっくりとご覧頂けます。
この森にやってきたばかりで勝手がよくわからないらしく、開けた場所の木の枝をあちこち飛び回ってポーズをとってくれました。
これから森の中で縄張りを持ち、パートナーを決めて子育てを始めます。
近くでポーズをとってくれるたびに忙しくシャッターを切りました。