キナバル山の野鳥
キナバル山の野鳥
2014年8月上旬、バードウォッチングツアーの一員としてボルネオ島マレーシア国サバ州のキナバル山に探鳥の旅をしてきました。探鳥場所は主に山の中腹にある国立公園内で、公園施設や駐車場など森林との境界域の野鳥が見やすい場所を現地人と日本人のガイドさんについて巡りました。時に森の中の探索路に入って鳴き声を頼りに樹上や藪の中の鳥たちを探しました。
森の中での野鳥撮影は一眼レフ初心者の私にはなかなか難しく写真の出来は今一つですが、日本では見ることのない珍しい野鳥たちをここにご紹介します。
なおキナバル山は標高4000mを少し超える高山で、地殻の造山運動で隆起してできた岩山です。国立公園の探鳥場所の標高は1500m前後でした。
ノドジロオウギビタキ
ノドジロオウギビタキ(英名;White-throated Fantail、体長18p) 林内を枝から枝へと忙しく採食移動していました。マレー半島、スマトラ島、ジャワ島に分布する野鳥です。
ボルネオモズヒタキ
ボルネオモズヒタキ(英名;Bornean Whistler、体長16p)ボルネオ島の山地にだけ生息している固有種で林の木々の中ほどに住む昆虫を主食にしています。
鮮やかな熱帯林の花

森の中ではあちこちに赤や青の色鮮やかな花が静かに自己主張しながら咲いていました。
ボルネオの青い鳥、赤い鳥
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