2017大洗・苫小牧航路で出会った海鳥たち
大洗・苫小牧航路の海鳥に逢いに
今年の3月に大洗港と苫小牧港とをフェリーで結ぶ北海道航路で海鳥を探鳥する企画に参加しました。大洗を深夜に出発し18時間後の翌日夕方に苫小牧に到着、再び苫小牧を深夜に出て夕方大洗に着くまでの日の出から日暮れまでの間、総トン数11,410トンのフェリー「サンフラワー だいせつ」の甲板から船に近づいてくる海鳥を探しました。幸い天候には恵まれましたが近くにやってきてくれた鳥の種類と数が期待したほど多くなくやや期待外れの旅となってしまいました。

船の甲板から見る日の出時間の海の景色はとても雄大で美しいです。

顔を出した太陽は神秘そのものです。

金華山沖あたりでウミネコ(英名;Black-tailed Gull、体長 46p)が船の近くを飛んでくれました。

ウミネコの特徴は尾羽の太い黒帯です。頭部は夏羽で白色です。ウミネコはカモメより少し大きく鋭い目つきをしています。

カモメ(英名;Mew Gull、体長 45p)も飛んできました。カモメの尾羽には黒帯はなく目つきは優しい感じです。

ウミウ(英名;Japanese Cormorant、体長 84p)もやってきました。ウミウはカワウと比べて頬の白い部分が広く目の上まで膨らんでいること、黄色い口角部分が三角形に尖っていることなどで区別できます。ここまでは比較的近くにやってきてくれた海辺でもよく見かけることができる鳥たちをご紹介しました。
離れたところに姿を現したウトウ
≫