2024冬の出会い
この冬出会った野鳥たち(その1)
希少種 クロツラヘラサギ(英名;Black-faced Spoonbill、体長 77p)が市内の沼にツガイでやってきて、2か月近く逗留してくれました。

浅瀬のなかをスプーン様の嘴を巧みに使って小魚を獲るクロツラヘラサギのツガイ。左の一羽の嘴の横を魚が逃げ出しています。

嘴で捕らえた小魚を口の中に放り込むようにして食べます。

狩りに夢中になると、翼を広げて獲物を追いかけます。

仲良しの二羽はいつもお揃いで行動します。

岸辺に戻ってきたクロツラヘラサギ。

お腹いっぱい食べると、いつもの休憩場所に戻っていきます。

早朝、沼の水際でエサを探すイソシギ(英名;Common Sandpiper)、体長 20p。

陽光を浴びながら採餌するセイタカシギ (英名;Black-winged Stilt、体長 37p)。

今年もやってきたオオハシシギ(英名;Long-billed Dowitcher、体長 29p)のツガイ。

大きな魚を捕らえたユリカモメ(英名;Black-headed Gull、体長 40p)が岸辺に舞い下りてきました。

くつろぐカワウ(英名;Great Cormorant、体長 82cm)の一団。

ちらりと見かけたハシビロガモ(英名;Northern Shoveler、体長 50p オス)。
アオサギ(英名;Grey Heron、体長93p)の傍にユリカモメが、・・・。

タシギ(英名;Common Snipe、体長 27p)の群れが水辺を採餌しながら行進してきました。枯れた葦の茂みに身を隠して気づかれないように撮影しました。

カルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61p)。ツガイでしょうか。

突然沼にいたカモやセイタカシギたちが一斉に飛び立ちました。何か異変を察知したようです。

間もなく上空に一羽のオオタカ(英名;Northern Goshawk、♂ 体長 50p)が現れ、北東の方角に飛び去りました。逃げまどったカモたちはオオタカの脅威を良く知っているようです。

別な日の朝、沼の上空に魚食するミサゴ(英名;Osprey、胸の黒褐色の帯がはっきりしているのでメスと思われます。)がハシボソガラスと小競り合いをしていました。この日はカモたちは逃げまどうことはありませんでした。
この冬出会った野鳥たち(その2)
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