魅力あふれる野鳥

2019年夏の出会い

沼にやってきたコアジサシ

コアジサシ,Little Tern

今年も近くの沼にやってきたコアジサシ(英名;Little Tern 体長 22-28p)を撮影しました。

 


水面近くを飛びながら小魚を探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上空から獲物に狙いをつけます。

 

コアジサシ,Little Tern
狙いを定めて急降下。

 


見事に小魚をゲットしました。

 

コアジサシ,Little Tern
獲物は彼女へのプレゼントでした。(撮影地;川越市)

 

 

水辺のキジ

キジ,Common Pheasant
川岸を探鳥していると水辺をキジ(英名;Common Pheasant、体長 雄 81p)が歩いてきました。

 


お立ち台の岩に上って一声、二声「ケン、ケーン」

 

コチドリ,Little Ringed Plover
キジに比べるととても小さなコチドリ(英名;Little Ringed Plover、体長 16p)が浅瀬で餌を捕っています。

 


ちょっと一息。(撮影地;狭山市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沼で暮らすコブハクチョウ

コブハクチョウ,Mute Swan
草地の中でコブハクチョウ(英名;Mute Swan、体長 152p)がくつろいでいました。

 


伸びをして羽をストレッチ。

 

コブハクチョウ,Mute Swan
濃い緑の中を悠然と泳ぐコハクチョウのツガイ。(撮影地;印西市)

 

 

沼地の芦原で暮らすヨシゴイ

ヨシゴイ,Yellow Bittern
沼の近くの田んぼで餌を探すヨシゴイ(英名;Yellow Bittern、体長 36p)

 


住処の芦原を飛び出したヨシゴイ。

 

ヨシゴイ,Yellow Bittern
芦原と餌場の田んぼを行き来しながら暮らしています。(撮影地;印西市)

 

 

昼間も暗い杉の森で子育てするサンコウチョウ

サンコウチョウ,Japanese Paradise Flycatcher
「ツキー、ヒィー、ホシー、ホィホィホィ」今年も帰ってきてくれたサンコウチョウ(英名;Japanese Paradise Flycacher、体長♂44.5p、♀17.5p)

 


自慢の長い尾羽がまっすぐ下に伸びています。

 

サンコウチョウ,Japanese Paradise Flycatcher
卵を温めるサンコウチョウのメス。

 

オシドリ,Mandarin Duck
湖面を動くものがいました。なんと予想もしなかったメスのオシドリ(英名;Mandarin Duck、体長 45p)が泳いでいました。

 


メスもなかなか魅力的ですね。

 

コサメビタキ,Asian Brown Flycatcher
小鳥が行き来するその先に目を凝らすと、コサメビタキ(英名;Asian Brown Flycatcher、体長 13p)がひな鳥にエサを運んでいました。

 


餌をねだる黄色のくちばしは全部で四つ見えました。親鳥は大忙しです。 (撮影地;毛呂山町)

 

 

 

 

 

 

 


サギのコロニーにやってきたアカガシラサギ

アカガシラサギ,Chinese Pond Heron

多くの種類のサギたちが子育てするコロニーの中にただ一羽でやってきたアカガシラサギ(英名;Chainese Pond Heron、体長 45p)。中国南東部や東南アジアが主な生息地で、日本には数少ない旅鳥としてやってくるのだそうです。

 


夜はコロニーのささやぶの中で過ごしているようです。

 

アカガシラサギ,Chinese Pond Heron
食事は近くの沼地などに出かけて小魚を捕らえて食べます。(撮影地;土浦市)

 

 

子育てで大賑わいのサギのコロニー

 

ゴイサギ,Black-crowned Night Heron
親鳥の帰りを待つゴイサギ(英名;Black-crowned Night Heron、体長 57.5p)のヒナ。

 

ゴイサギ,Black-crowned Night Heron
親鳥にエサをねだるゴイサギの子供(右側)。ゴイサギの幼鳥はホシゴイと呼ばれます。

 

コサギ,Little Egret
親鳥の吐き戻す魚を奪い合うコサギ(英名;Little Egret、体長 61p)のヒナたち。

 

チュウサギ,Intermediate Egret
巣に戻ったチュウサギ(英名;Intermediate Egret、体長 69p)の親が左側に並んで待っているヒナたちにエサを吐き戻して与えようとしています。

 

チュウサギ,Intermediate Egret
運よく?餌をもらえたのは手前のヒナでした。

 

アマサギ,Cattle Egret
コロニーで暮らすアマサギ(英名;Cattle Egret、体長 51p)

 

アマサギ,Cattle Egret
アマサギの子育てはこれからのようですね。(撮影地;土浦市)

 

 

水鳥公園でヒナを育てたササゴイ

ササゴイ,Striated Heron
水鳥公園で子育てしたササゴイ(英名;Striated Heron、体長 52p)。上に集まっているのが四羽のひな、中ごろ左側にあるのがササゴイの巣、下の一羽は親鳥です。

 


枝先に集まって当たりの様子をみるササゴイのヒナ。巣立ちはもうすぐです。

 

ゴイサギ,Striated Heron
巣材を運ぶササゴイの親鳥。

 


水鳥公園を飛翔するゴイサギ。 (撮影地;川越市)

 

ハクセキレイ,White Wagtail
お花見する?ハクセキレイ(英名;White Wagtail、体長21p)。

 


ツミの巣立った日

ツミ,Japanese Sparrowhawk

ツミ(英名;Japanese Sparrowhawk、体長 ♂27p、♀30p)が営巣している公園を訪ねた日は、偶然にもヒナが巣立ちする日でした。写真は巣のある木の上であたりの様子を伺う幼鳥です。

 

ツミ,Japanese Sparrowhawk
親鳥たちは巣にはやって来ずに周囲の樹上で見守っています。こちらは父親です。

 


母親が甲高く鳴きながらヒナたちの巣立ちを促しています。

 

ツミ,Japanese Sparrowhawk
なかなか決心がつかないひな鳥。

 


どうやら巣立つ決心ができたようです。

 

ツミ,Japanese Sparrowhawk
ツミの母親が近くにいるオナガ(英名;Azure-winged Magpie)をヒナたちの巣立ちに邪魔になりそうだと気にしています。

 

 

ツミをガードマンにして営巣するオナガ

オナガ,Azure-winged Magpie
この園内にはいくつかのオナガ(英名;Azure-winged Magpie、体長 37p)の巣があるようです。上の写真は餌を運んできた親鳥を取り囲むヒナドリたち。親鳥の尾羽はエサ取りのためかかなり傷んでいます。

 

オナガ,Azure-winged Magpie
オナガの天敵はヒナドリを狙うカラスです。カラスが苦手とするツミの営巣場所で営巣するとオナガの子育ての成功率は相当にアップするというデータもあります。

 


親鳥だけでなく間接的にツミにも守られてオナガのヒナはすくすくと育ちます。

 

キジバト,Oriental Turtle Dove
園内にいたキジバト、上手に「はいポーズ」。 (撮影地;越谷市)

 

 

水鳥たちの夏

バン,Common Moorhen
蓮池でバン(英名;Common Moorhen、体長 32p)の親子に逢いました。

 


大きな蓮の葉の上を歩く親子。

 

バン,Common Moorhen
くつろぐバンの兄弟。

 

 

カイツブリとカルガモ

カイツブリ,Little Grebe
蓮池に住むカイツブリ(英名;Little Grese、体長 26p)。

 


木道のそばに浮かんでいたカイツブリ。

 

カルガモ,Eastern Spot-billed Duck
「さあ、ここで食事にしましょう。」カルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61cm)の親子が道路を渡って青々と育った田んぼに入っていきます。(撮影地;川越市)

 


池の上空にやってきたカルガモの一団が旋回しながら水面に着水しました。

 

 


ホウジロカンムリヅルがやってくる町

ホウジロカンムリヅル,Grey Crawned Crane

ホウジロカンムリヅル(英名;Grey Crowned Crane、体長1m)が見られると聞き撮影しようと遠出をしました。ホウジロカンムリヅルはアフリカ東南部原産でウガンダの国鳥になっています。この個体は篭脱けで野生化したようです。

頭頂部に名前の由来となっているとてもおしゃれな小麦色の冠羽が広がっています。 ホウジロカンムリヅル,Grey Crawned Crane 地元の農家の方々にとてもかわいがられていて穀類などのエサももらっています。

人家の近くの森と田畑が広がっている場所が昼間の生活場所です。 ホウジロカンムリヅル,Grey Crawned Crane 草地を歩き回って昆虫や小動物なども食べているようです。 ツバメ,Barn Swallow 近くの草地ではツバメが低空飛行をして虫を捕まえています。

ツバメ返しで飛び回るツバメを写すのはなかなか難しいものです。(撮影地;長南町)

クロツグミの歌う森

クロツグミ,Japanese Thrush うっそうと繁る杉の大木に囲まれた薄暗い森の中では時おりクロツグミ(英名;Japanese Thrush、体長 21.5p)の鳴き声が聞こえてきます。突然オスのクロツグミが苔むした太枝にとまって鳴き始めました。

独特な節回しで鳴くクロツグミ(オス)。 クロツグミ,Japanese Thrush 樹の下にはいつのまにかメスが出てきました。オスの鳴き声に聞き入っている様です。 クロツグミ,Japanese Thrush メスが出てきたのに気付いたのかオスの歌にはますます力が入ってきました。

 

間近にやってきたクマタカ

クマタカ,Mountain Hawk-Eagle 森の上空をクマタカ(英名;Mountain Hawk-Eagle、体長 ♂70-75cm ♀77-83p)が飛んいきます。

クマタカはかなり近くまで飛んできました。尾羽などが傷ついている様子からこの付近の山で子育てしている可能性を感じました。 クマタカ,Mountain Hawk-Eagle 東屋で一服した後、小屋の前の木のてっぺんに何か止っているのに気づきました。なんとクマタカです。あまりに突然、あまりに樹の真下で、何とか証拠写真だけ写すことができました。 クマタカ,Mountain Hawk-Eagle 頭上にいたクマタカはすぐに飛び立ちましたが、再び少し離れた木の茂みに止りました。この辺りに何か獲物がいるのでしょうか。

 

巣立ったばかりのオオタカのヒナ

オオタカ,Northern Goshawk 公園の高台の枯れ木に何かが止まっているのに気づきました。顔見知りのバーダーにお聞きすると、その場所で数日前にオオタカ(英名;Northern Goshawk、体長 ♂50p ♀58.5p)が巣立ったのだと話してくれました。

オオタカの止る枯れ枝のある杉の大木の下にそっと近づいてみると、一羽の幼鳥がやってきました。 オオタカ,Northern Goshawk しばらくするともう一羽、幼鳥がやってきました。

二羽の幼鳥は親鳥が恋しいのか大きな声であたりに向かって鳴き続けていました。(撮影地;鶴岡市)

富士山五合目の夏

ルリビタキ,Red-flanked Bluetail

ここでは奥庭荘の水場にやってくる野鳥たちをご紹介します。まず現れたのはルリビタキ(英名;Red-flanked Bluetail、体長 14p)のオスです。

 

ルリビタキ,Red-flanked Bluetail
溶岩の岩場では個々の水場は野鳥たちにとってとても貴重な場所です。ルリビタキのオスが気持ちよさそうに水浴びします。

 


ルリビタキのメスも水浴びしにやってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今度やってきたのは何者でしょうか。ちょっと変わった羽色をしていますが、これはルリビタキの幼鳥なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メボソムシクイが水浴びに来ました

メボソムシクイ,Japanese Leef Warbler
お天気も良くてとても気持ちよさそうに水を浴びるメボソムシクイ(英名;Japanese Leef Warbler、体長 13p)。

 


森の中から出てきて水場の様子を伺います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キクイタダキも水浴びします

キクイタダキ,Goldcrest
水浴びして森の中に帰るキクイタダキ(英名;Goldcrest、体長 10p)。まだもう少し水浴びしたそうですね。

 


「ウーン、とってもいい気持ち!」

 

キクイタダキ,Goledcrest
「ここは最高だね!」

 

 

何度も水浴びしたヒガラ

ヒガラ,Coal Tit
一度では満足せずもう一回水たまりに入ろうとしているヒガラ(英名;Coal Tit、体長 11p)。

 


「ずうっと浴びていたい気分だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウソも水浴びです

ウソ,Eurasian Bullfinch
水浴びするウソ(英名;Eurasian Bullfinch、体長 15.5-16p)。右はメス、左はオス。番でしょうね!

 


水場に降りてきたウソ(♂)

 

ウソ,Eurasian Bullfinch
体をきれいにして、森に帰るウソ。(撮影地;富士山五合目)

 


九十九里浜にやってきた珍客、コシジロウズラシギ

コシジロウズラシギ,White-rumped Sandpiper

九十九里浜、一宮川の河口の海岸に珍客のコシジロウズラシギ(英名;White-rumped Sandpiper、体長 16.5p)が来ているとの情報をいただいて見に行きました。この鳥は普段はカナダ北部の沿岸部や島で繁殖して冬には南米の大西洋沿岸部に渡るという暮らしぶりなのが、何かの事情で一羽迷鳥としてやってきたのだそうです。

 


それにしてもここの海岸にはたくさんのシギ、チドリがやってきている中でこの小さな目立たない珍客の来訪を見つけ出すバーダーには頭が下がります。それとともに全国各地の愛好家がこの珍客を一目見ようとやってくることにもまた、その熱意に驚かされます。

 

コシジロウズラシギ,White-rumped Sandpiper
この写真を撮った時には周囲に他のシギやチドリたちはわずかしかいませんでしたが、他のシギチに混じって行動しているときはそれと識別するのも一苦労でした。

 


図鑑によれば体つきはやや太め、足は黒く短い。飛翔すると白い上尾筒が目立つのだそうです。この写真でも尾筒のあたりが白く見えますが、写真判定してようやくそれとわかるほどです。

 

コシジロウズラシギ,White-rumped Sandpiper
またいつか会えるといいな。

 

 

群れ飛びながら採餌していたオオメダイチドリ

オオメダイチドリ,Greater Sand Plover
珍客のいる浜辺で採餌するオオメダイチドリ(英名;Great Sand Plover、体長 24p)。とても足が長く見えます。

 


こちらは第1回冬羽のオオメダイチドリ。

 

オオメダイチドリ,Greater Sand Plover
オオメダイチドリの群れ。

 

 

反ったくちばしが目立つソリハシシギ

ソリハシシギ,Terek Sandpiper
浜辺を行進しながらエサ取りする二羽のソリハシシギ(英名;Terek Sandpiper、体長 23p)を見つけました。

 


好物のカニを探しているようです。

 

ソリハシシギ,Terek Sandpiper
「ちょっと一休み。」

 

 

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